AtCoder が提供しているABC(AtCoder Beginner Contest)380 B問題をC++とPythonで解いてみました。ABC380は、2024年11月16日21:00に実施されました。
AtCoder の紹介はこちらに、プログラミングの方針はこちらに記事があります。
B問題 Hurdle Parsing(Difficulty : 27)
問題の詳細は、リンク先をご覧ください。
指定された文字の間にある文字数をカウントします。AtCoder Problems による Difficulty は 27 でした。
解答案
C++ プログラム例(ABC380B)
最初の文字を除き、次に出現する文字 ‘|’ を探します。文字 ‘|’ があれば、その間にある文字数(変数 len
)を配列 result
に格納します。
最後に result
を出力します。以下が、C++プログラムです。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main()
{
string s;
cin >> s;
vector<int> result;
int len = 0;
for (int i = 1; i < (int)s.length(); ++i) {
if (s[i] == '|') {
result.push_back(len);
len = 0;
} else {
++len;
}
}
for (int i = 0; i < (int)result.size(); ++i) {
cout << result[i] << " \n"[i == (int)result.size() - 1];
}
return 0;
}
AC(Accepted=正しいプログラム)と判定されました。
Python プログラム例(ABC380B)
Python版も基本的な考え方は同じです。以下がプログラムです。
"""AtCoder Beginner Contest 380 B"""
s = input()
result = []
length = 0
for i in range(1, len(s)):
if s[i] == '|':
result.append(length)
length = 0
else:
length += 1
print(*result)
文字列メソッド split
を使うプログラムも紹介します。文字列の先頭と最後の文字 ‘|’ を抜いて、split
で分割して、map
で長さを求める関数 len
を適用します。1行で書いてみました。
"""AtCoder Beginner Contest 380 B"""
print(*map(len, input()[1:-1].split('|')))
どちらも「AC」と判定されました。
最後に
特定の条件を満たす要素の間にある要素のカウントは、ある頻度で出題されるようです。
引き続き ABC の問題を紹介していきます。