AtCoder が提供しているABC(AtCoder Beginner Contest)350 のB問題をC++とPythonで解いてみました。ABC350は、2024年4月20日21:00に実施されました。
AtCoder の紹介はこちらに、プログラミングの方針はこちらに記事があります。
B問題 Dentist Aoki(Difficulty : 45)
問題はリンク先をご覧ください。
歯があるかないかの状況を配列で管理します。AtCoder Problems による Difficulty は 45 でした。
解答案
C++ プログラム例(ABC350B)
配列 a[i] は、i 番目の歯が生えていれば 1、抜けていれば 0 とします。数列 T に従い、更新して、配列の値が 1 になっている要素数を出力します。
以下が、C++プログラムとなります。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main()
{
int n, q;
cin >> n >> q;
vector<int> a(n, 1);
for (int i = 0; i < q; ++i) {
int t;
cin >> t;
--t;
if (a[t] == 1) {
a[t] = 0;
} else {
a[t] = 1;
}
}
int result = 0;
for (int i = 0; i < n; ++i) {
if (a[i] == 1) {
++result;
}
}
cout << result << endl;
return 0;
}
AC(Accepted=正しいプログラム)と判定されました。
Python プログラム例(ABC350B)
Python 版も基本的な考え方は同じです。以下となります。
"""AtCoder Beginner Contest 350 B"""
n, q = map(int, input().split())
t = list(map(int, input().split()))
a = [1] * n
for i in range(q):
t[i] -= 1
if a[t[i]] == 1:
a[t[i]] = 0
else:
a[t[i]] = 1
result = 0
for i in range(n):
if a[i] == 1:
result += 1
print(result)
こちらも「AC」と判定されました。
最後に
今回のように管理する要素の個数が少ない場合は配列を使います。もし、範囲が広い場合は、連想配列を使うことで解くことができます。
引き続き ABC の問題を紹介していきます。