AtCoder が提供しているABC(AtCoder Beginner Contest)350 のA問題をC++とPythonで解いてみました。ABC350は、2024年4月20日21:00に実施されました。
AtCoder の紹介はこちらに、プログラミングの方針はこちらに記事があります。
A問題 Past ABCs(Difficulty : 32)
問題はリンク先をご覧ください。
与えられた文字列の後半3文字を数字として扱います。AtCoder Problems による Difficulty は 32 でした。
解答案
C++ プログラム例(ABC350A)
“ABC???” として与えられた文字列の後半3文字の数字を整数として扱います。
- 1以上349以下の数字か?
- 316と一致しないか?
※ABC316は欠番となっています。おしらせはこちらです。
上の条件を満たしていれば実際にABCとして開催されています。以下が、C++プログラムとなります。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main()
{
string s;
cin >> s;
int no = (s[3] - '0') * 100 + (s[4] - '0') * 10 + s[5] - '0';
bool result = true;
if ((1 <= no)&&(no <= 349)&&(no != 316)) {
result = true;
} else {
result = false;
}
if (result) {
cout << "Yes" << endl;
} else {
cout << "No" << endl;
}
return 0;
}
AC(Accepted=正しいプログラム)と判定されました。
Python プログラム例(ABC350A)
基本的な考え方は同じですが、Python はすっきりと書けています。以下となります。
"""AtCoder Beginner Contest 350 A"""
no = int(input()[3:6])
print("Yes" if 1 <= no <= 349 and no != 316 else "No")
こちらも「AC」と判定されました。
最後に
ABCの難易度のコンテストがほぼ毎週開催されています。番号として350回にもなりました。プログラミングを楽しむ立場では、ありがたいです。
引き続き ABC の問題を紹介していきます。