AtCoder が提供しているABC(AtCoder Beginner Contest)386 A問題をC++とPythonで解いてみました。ABC386は、2024年12月28日21:00に実施されました。
AtCoder の紹介はこちらに、プログラミングの方針はこちらに記事があります。
A問題 Full House 2(Difficulty : 25)
問題の詳細は、リンク先をご覧ください。
与えられた4枚が条件を満たすか確認します。AtCoder Problems による Difficulty は 25 でした。
解答案
C++ プログラム例(ABC386A)
1枚カードを加えて、フルハウスになる場合は以下となります。
- 4枚のうち3枚が同一で、残り1枚がそれとは異なる場合
- 4枚のうち2枚が同一で、残り2枚が同じ場合(ただし4枚同一ではない)
4枚のカードを読み込み、ソートして上記の条件を満たすか確認しました。
以下が、C++プログラムです。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main()
{
vector<int> a(4);
for (int i = 0; i < 4; ++i) {
cin >> a[i];
}
sort(a.begin(), a.end());
bool result = false;
if ((a[0] == a[2]) && (a[2] != a[3])) {
result = true;
}
if ((a[1] == a[3]) && (a[0] != a[1])) {
result = true;
}
if ((a[0] == a[1]) && (a[1] != a[2]) && (a[2] == a[3])) {
result = true;
}
if (result) {
cout << "Yes" << endl;
} else {
cout << "No" << endl;
}
return 0;
}
AC(Accepted=正しいプログラム)と判定されました。
Python プログラム例(ABC386A)
Python版も基本的な考え方は同じです。以下がプログラムです。
"""AtCoder Beginner Contest 386 A"""
a = list(map(int, input().split()))
a.sort()
result = False
if a[0] == a[2] and a[2] != a[3]:
result = True
if a[1] == a[3] and a[0] != a[1]:
result = True
if a[0] == a[1] and a[1] != a[2] and a[2] == a[3]:
result = True
print("Yes" if result else "No")
こちらも「AC」と判定されました。
最後に
参考までに、ABC263A問題「Full House」は、与えられた5枚がフルハウスか判定する問題でした。
引き続き ABC の問題を紹介していきます。