AtCoder が提供しているABC(AtCoder Beginner Contest)368 A問題をC++とPythonで解いてみました。ABC368は、2024年8月24日21:00に実施されました。
AtCoder の紹介はこちらに、プログラミングの方針はこちらに記事があります。
A問題 Cut(Difficulty : 20)
問題の詳細は、リンク先をご覧ください。
配列を前後に分けて考えます。AtCoder Problems による Difficulty は 20 でした。
解答案
C++ プログラム例(ABC368A)
カードの山の下から $K$ 枚を、山の上に動かすということは、山の上から $N-K$ 枚を山の下に動かすと考えることができます。配列の先頭を $N-K$ として出力します(14行目)。
以下が、C++プログラムです。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main()
{
int n, k;
cin >> n >> k;
vector<int> a(n);
for (int i = 0; i < n; ++i) {
cin >> a[i];
}
for (int i = 0; i < n; ++i) {
cout << a[(i + (n - k)) % n] << " \n"[i == n -1];
}
return 0;
}
AC(Accepted=正しいプログラム)と判定されました。
Python プログラム例(ABC368A)
Python版も基本的な考え方は同じです。以下がプログラムです。
"""AtCoder Beginner Contest 368 A"""
n, k = map(int, input().split())
a = list(map(int, input().split()))
for i in range(n):
print(a[(i + (n - k)) % n], end=" ")
スライス記法を使って、前後を入れ替えたリスト result を生成することもできます(5行目)。以下となります。
"""AtCoder Beginner Contest 368 A"""
n, k = map(int, input().split())
a = list(map(int, input().split()))
result = a[n - k:] + a[:n - k]
print(*result)
どちらも「AC」と判定されました。
最後に
コンテストのレートはあまり変化しませんが、楽しくコンテストに参加しています。
引き続き ABC の問題を紹介していきます。