AtCoder が提供しているABC(AtCoder Beginner Contest)368 B問題をC++とPythonで解いてみました。ABC368は、2024年8月24日21:00に実施されました。
AtCoder の紹介はこちらに、プログラミングの方針はこちらに記事があります。
B問題 Decrease 2 max elements(Difficulty : 56)
問題の詳細は、リンク先をご覧ください。
ABC368 B問題 Decrease 2 max elements
与えられた操作をそのままシミュレーションします。AtCoder Problems による Difficulty は 56 でした。
解答案
C++ プログラム例(ABC368B)
$N \leqq 100$ と制約が小さいため、毎回ソートしても間に合います。降順にソートして、a[1] の値が 0 であれば、$A$ に含まれる正の要素の個数が 1 つ以下となります。
以下が、C++プログラムです。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main()
{
int n;
cin >> n;
vector<int> a(n);
for (int i = 0; i < n; ++i) {
cin >> a[i];
}
int result = 0;
while (1) {
sort(a.begin(), a.end(), greater<int>());
if (a[1] == 0) {
break;
}
--a[0];
--a[1];
++result;
}
cout << result << endl;
return 0;
}
AC(Accepted=正しいプログラム)と判定されました。
Python プログラム例(ABC368B)
Python版も基本的な考え方は同じです。以下がプログラムです。
"""AtCoder Beginner Contest 368 B"""
n = int(input())
a = list(map(int, input().split()))
result = 0
while True:
a.sort(reverse=True)
if a[1] == 0:
break
a[0] -= 1
a[1] -= 1
result += 1
print(result)
こちらも「AC」と判定されました。
最後に
ユーザ解説で、ソートを使わない $O(N)$ の解法が紹介されています。わたしの実力では、制約を満たす場合、簡素なプログラムを実装する方がよさそうです。
引き続き ABC の問題を紹介していきます。