最近は、プログラミングを Visual Studio Code で楽しんでいます。週末にプログラミング環境を整備したので紹介します。
2024年9月7日時点での記事となります。
プログラミング環境
Visual Studio Code
エディタは、Visual Studio Code(以下、VSCode)を使っています。最新バージョンは、1.93.0 です。VSCode と拡張機能は、すべて自動更新しています。
更新履歴から、ほぼ毎月更新されていることが分かります。エディタを含むツールは、人気の浮き沈みがある側面があります。VSCodeは、現在、もっともプログラマーに人気があるエディタのようです。
MinGW-w64
C++コンパイラは、MinGW-w64 を使っています。Windows PC を使っているため、WSL(Windows Subsystem for Linux)や、Visual Studio などの選択肢もありますが、慣れているため MinGW を使い続けています。
バージョンは、しばらく更新を行っていませんでした。今回の更新で gcc のバージョンが 14.1.0 になりました。このバージョンは、C++23の多くの機能がサポートされているようです。
Python
Python 環境は、Anaconda を使っていました。この機会に純正の環境に乗り換えました。3.13 は、Prelease とのことでしたので、Bugfix 版の 3.12.6 に更新しました。
純正環境をインストールしてから、flake8 と pylint をインストールしました。
VSCode の拡張機能として、以下をインストールしました。
- Python extension for Visual Studio Code
- Python Debugger extension for Visual Studio Code
- Pylint extension for Visual Studio Code
- Flake8 extension for Visual Studio Code
- Formatter extension for Visual Studio Code using autopep8
フォーマッタは、Python extension でも対応できるようですが、PEP8 準拠度合いが高そうな、autopep8 にしました。
Visual Studio Code の使い方改善
C++ 開発環境
VSCode を使いこなせていませんでした。フォーマッタも使っていませんでした。この機会に以下の機能について調べて動くようにしました。
- フォーマッタ 自分が使っているフォーマットに合わせるために少し時間がかかりました。設定は以下としました。
C_Cpp.clang_format_style": "{ BreakBeforeBraces: WebKit, IndentWidth: 4, TabWidth: 4, UseTab: ForContinuationAndIndentation}"
- ビルド 編集は VSCode を使っていましたが、ビルドはターミナルから手打ちしていました。Code Runner を導入しました。
Python 開発環境
実は、Python について VSCode を使っておらず、秀丸エディタとコマンドラインで、flake8 と pylint のチェックをしていました。デバッグは、原始的な print 文を挿入して対応していました。VSCode を使うように全面的に切り替えました。
- フォーマッタ 前述のように autopep8 を導入しました。
- コードチェック flake8 と pylint が自動的に動くようにしました。
- デバッガ debugpy を使えるようにしました。さすがに print 文でのデバッグと比較すると、効率はかなり向上しました。
最後に
しばらく考えていた環境整備を一気に対応しました。スニペットの整備など、まだやることがありますが、いったん記事にしました。
本日の記事は、個人の備忘録です。