AtCoder が提供しているABC(AtCoder Beginner Contest)371 B問題をC++とPythonで解いてみました。ABC371は、2024年9月14日21:00に実施されました。
AtCoder の紹介はこちらに、プログラミングの方針はこちらに記事があります。
B問題 Taro(Difficulty : 21)
問題の詳細は、リンク先をご覧ください。
長男が生まれたかをフラグで管理します。AtCoder Problems による Difficulty は 21 でした。
解答案
C++ プログラム例(ABC371B)
長男が生まれたかをフラグ already に格納します。
- フラグが
false
かつ男の子が生まれたときに “Yes” と出力して、フラグをtrue
に更新します。 - 上記以外の場合は、”No” と出力します。
以下が、C++プログラムです。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main()
{
int n, m;
cin >> n >> m;
vector<bool> already(n + 1, false);
for (int i = 0; i < m; ++i) {
int a;
char b;
cin >> a >> b;
if (!already[a] && (b == 'M')) {
cout << "Yes" << endl;
already[a] = true;
} else {
cout << "No" << endl;
}
}
return 0;
}
AC(Accepted=正しいプログラム)と判定されました。
Python プログラム例(ABC371B)
Python版も基本的な考え方は同じです。以下がプログラムです。
"""AtCoder Beginner Contest 371 B"""
n, m = map(int, input().split())
already = [False] * (n + 1)
for i in range(m):
a, b = input().split()
a = int(a)
if not already[a] and b == 'M':
print("Yes")
already[a] = True
else:
print("No")
こちらも「AC」と判定されました。
最後に
ABC371は、B問題(Diff. 21)よりA問題(Diff. 34)の方が解きにくかったと感じました。
A問題は、三兄弟で年齢が2番目の人を求める問題なので “Jiro”、B問題は、長男に関する問題なので、”Taro” というタイトルがついていました。海外の人には意図が分かりにくいかもしれません。
引き続き ABC の問題を紹介していきます。