AtCoder が提供しているABC（AtCoder Beginner Contest）392 C問題をC++とPythonで解いてみました。ABC392は、2025年2月8日21:00に実施されました。
AtCoder の紹介はこちらに、プログラミングの方針はこちらに記事があります。
C問題 Bib（Difficulty : 132）
問題の詳細は、リンク先をご覧ください。
3つの配列を準備して処理します。AtCoder Problems による Difficulty は 132 でした。
解答案
C++ プログラム例（ABC392C）
配列 p に人の番号→見つめている人の番号を、配列 q に人の番号→付けているゼッケンの番号を、配列 rq にゼッケンの番号→人の番号を格納します。
出力する値は、q[p[rq[i]]] となります。なおインデックスは1からカウントします。
以下が、C++プログラムです。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main()
{
int n;
cin >> n;
vector<int> p(n + 1);
for (int i = 1; i <= n; ++i) {
cin >> p[i];
}
vector<int> q(n + 1);
vector<int> rq(n + 1);
for (int i = 1; i <= n; ++i) {
int t;
cin >> t;
q[i] = t;
rq[t] = i;
}
for (int i = 1; i <= n; ++i) {
cout << q[p[rq[i]]] << " \n"[i == n];
}
return 0;
}AC（Accepted＝正しいプログラム）と判定されました。
Python プログラム例（ABC392C）
Python版も基本的な考え方は同じです。以下がプログラムです。
"""AtCoder Beginner Contest 393 C"""
n = int(input())
tp = list(map(int, input().split()))
tq = list(map(int, input().split()))
p = [0] * (n + 1)
q = [0] * (n + 1)
rq = [0] * (n + 1)
for i in range(1, n + 1):
p[i] = tp[i - 1]
q[i] = tq[i - 1]
rq[tq[i - 1]] = i
result = []
for i in range(1, n + 1):
result.append(q[p[rq[i]]])
print(*result)こちらも「AC」と判定されました。
最後に
配列のインデックスは0からカウントしますが、この問題は1個違いミスを避けるため、1からカウントできるよう要素を1個余分に確保して処理しました。
引き続き ABC の問題を紹介していきます。
