AtCoder

ABC372 B問題(3^A)を解く

AtCoder_ABC372_B

AtCoder が提供しているABC(AtCoder Beginner Contest)372 B問題をC++とPythonで解いてみました。ABC372は、2024年9月21日21:00に実施されました。

AtCoder の紹介はこちらに、プログラミングの方針はこちらに記事があります。

B問題 3^A(Difficulty : 131)

問題の詳細は、リンク先をご覧ください。

ABC372 B問題 3^A

与えられた整数を3進数で表現します。AtCoder Problems による Difficulty は 131 でした。

解答案

入力例2の100を次の式で表現します。

$$100 = 81 + 18 + 1 = 1 \times 3^4 + 2 \times 3^2 + 1 \times 3^0$$

$$ = 1 \times 3^4 + 1 \times 3^2 + 1 \times 3^2 + 1 \times 3^0$$

上記の結果から出力は、”4 2 2 0″ となります。与えられた整数を3進数で表現すればよいことが分かります。

C++ プログラム例(ABC372B)

3進数は下の桁から求めていきます(10ー19行目)。変数 t の値が3進数表現の各桁の値となります。

以下が、C++プログラムです。

#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;

int main()
{
	int m;
	cin >> m;

	vector<int> result;
	for (int i = 0; i <= 10; ++i) {
		int t = m % 3;
		m /= 3;
		if (t == 1) {
			result.push_back(i);
		} else if (t == 2) {
			result.push_back(i);
			result.push_back(i);
		}
	}

	cout << result.size() << endl;
	for (int i = 0; i < result.size(); ++i) {
		cout << result[i] << " \n"[i == result.size() - 1];
	}

	return 0;
}

AC(Accepted=正しいプログラム)と判定されました。

Python プログラム例(ABC372B)

Python版も基本的な考え方は同じです。以下がプログラムです。

"""AtCoder Beginner Contest 372 B"""
m = int(input())
result = []
for i in range(11):
    t = m % 3
    m //= 3
    if t == 1:
        result.append(i)
    elif t == 2:
        result.append(i)
        result.append(i)

print(len(result))
print(*result)

こちらも「AC」と判定されました。

最後に

3進数に変換するということに気付けば解きやすい問題でした。

引き続き ABC の問題を紹介していきます。

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