AtCoder が提供しているABC(AtCoder Beginner Contest)351 のB問題をC++とPythonで解いてみました。ABC351は、2024年4月27日21:00に実施されました。
AtCoder の紹介はこちらに、プログラミングの方針はこちらに記事があります。
B問題 Spot the Difference(Difficulty : 34)
問題はリンク先をご覧ください。
ABC351 B問題 Spot the Difference
2つの文字列の差分を求めるだけです。AtCoder Problems による Difficulty は 34 でした。
解答案
C++ プログラム例(ABC351B)
文字列群 A と文字列群 B を読み込み、ただひとつの差分を探します。配列のインデックスは0から始まるため、1を加えて出力しています(20行目)。
以下が、C++プログラムです。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main()
{
int n;
cin >> n;
vector<string> a(n);
for (int i = 0; i < n; ++i) {
cin >> a[i];
}
vector<string> b(n);
for (int i = 0; i < n; ++i) {
cin >> b[i];
}
for (int i = 0; i < n; ++i) {
for (int j = 0; j < n; ++j) {
if (a[i][j] != b[i][j]) {
cout << i + 1 << " " << j + 1 << endl;
}
}
}
return 0;
}
AC(Accepted=正しいプログラム)と判定されました。
Python プログラム例(ABC351B)
Python 版も基本的な考え方は同じです。以下がそのプログラムです。
"""AtCoder Beginner Contest 351 B"""
n = int(input())
a = [input() for i in range(n)]
b = [input() for i in range(n)]
for i in range(n):
for j in range(n):
if a[i][j] != b[i][j]:
print(i + 1, j + 1)
こちらも「AC」と判定されました。
最後に
文字列の配列の取り扱いを学べる問題でした。
引き続き ABC の問題を紹介していきます。