AtCoder が提供しているABC(AtCoder Beginner Contest)348 のC問題をC++とPythonで解いてみました。ABC348は、2024年4月6日21:00に実施されました。
AtCoder の紹介はこちらに、プログラミングの方針はこちらに記事があります。
C問題 Colorful Beans(Difficulty : 156)
問題はリンク先をご覧ください。
連想配列を使って各色のおいしさの値の最小値を更新します。AtCoder Problems による Difficulty は 156 でした。
解答案
C++ プログラム例(ABC348C)
それぞれの色と、その色のおいしさを保持する set コンテナを連想配列で紐づけます。各色の set コンテナの最初の値が最小値となります。この値の最大値(変数 result)を表示します。
以下が、C++プログラムとなります。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main()
{
int n;
cin >> n;
map<int, set<int>> d;
for (int i = 0; i < n; ++i) {
int a, c;
cin >> a >> c;
d[c].insert(a);
}
int result = 0;
for (auto e : d) {
result = max(result, *(e.second.begin()));
}
cout << result << endl;
return 0;
}
AC(Accepted=正しいプログラム)と判定されました。
Python プログラム例(ABC348C)
Python 版では、辞書を使い最小値を更新します。max 組込み関数で辞書のバリューの最大値を求めています(11行目)。
"""AtCoder Beginner Contest 348 C"""
n = int(input())
color = {}
for i in range(n):
a, c = map(int, input().split())
if c not in color:
color[c] = a
else:
color[c] = min(color[c], a)
print(max(color.values()))
こちらも「AC」と判定されました。
最後に
連想配列を使うことにも慣れてきました。
引き続き ABC の問題を紹介していきます。