AtCoder が提供しているABC(AtCoder Beginner Contest)269 のA問題をC++とPythonで解いてみました。ABC269は、2022年9月17日21:00に実施されました。
AtCoder の紹介はこちらに、プログラミングの方針はこちらに記事があります。
A問題 Anyway Takahashi(Difficulty : 8)
問題はリンク先をご覧ください。
整数を使った計算結果と文字列を出力する問題です。AtCoder Problems による Difficulty は、8 でした。ABC で問われる問題としては、もっとも解きやすい問題です。
解答案
問題を解く方針を書きだします。
- 4つの整数を標準入力から読み取る。
- 読み取った整数を使った計算結果と固定の文字列を出力する。
不慣れなプログラミング言語を使う場合の導入にちょうどよい難易度の問題です。
C++ プログラム例(ABC269A)
cin から整数を読み取り、cout に計算結果と文字列を出力しました。このプログラム自体が、iostream の使用例として読めると思います。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main()
{
int a, b, c, d;
cin >> a >> b >> c >> d;
cout << (a + b) * (c - d) << endl;
cout << "Takahashi" << endl;
return 0;
}
AtCoder は、問題ページから解答プログラムを提出できます。このプログラムは、AC(Accepted=正しいプログラム)と判定されました。
Python プログラム例(ABC269A)
Python でも書いてみました。入力は、map を使った方法を採用します。
"""AtCoder Beginner Contest 269 A"""
a, b, c, d = map(int, input().split())
print((a + b) * (c - d))
print("Takahashi")
Python 版も「AC」と判定されました。
最後に
AtCoder を使って Python を書く量を増やそうと考えています。A問題については、プログラミング言語の導入にはちょうど良いと考えています。
引き続き ABC の問題を紹介していきます。