AtCoder が提供しているABC(AtCoder Beginner Contest)364 A問題をC++とPythonで解いてみました。ABC364は、2024年7月27日21:00に実施されました。
AtCoder の紹介はこちらに、プログラミングの方針はこちらに記事があります。
A問題 Glutton Takahashi(Difficulty : 29)
問題の詳細は、リンク先をご覧ください。
甘い料理が続くか調べますが、一つ注意点があります。AtCoder Problems による Difficulty は 29 でした。
解答案
C++ プログラム例(ABC364A)
文字列 “sweet” が連続するか調べます。ただし、$N-1$ 番目の要素で連続している場合は、すべての料理を食べているため、”Yes” を出力する必要があります。つまり、$N-1$ 番目の要素を調べる必要がありません。このため、先頭から $N-2$ 番目の要素までを調べます(14行目)。
以下が、C++プログラムです。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main()
{
int n;
cin >> n;
vector<string> s(n);
for (int i = 0; i < n; ++i) {
cin >> s[i];
}
bool result = true;
for (int i = 0; i < n - 2; ++i) {
if ((s[i] == "sweet")&&((s[i + 1] == "sweet"))) {
result = false;
break;
}
}
if (result) {
cout << "Yes" << endl;
} else {
cout << "No" << endl;
}
return 0;
}
AC(Accepted=正しいプログラム)と判定されました。
Python プログラム例(ABC364A)
Python版も基本的な考え方は同じです。以下がプログラムです。
"""AtCoder Beginner Contest 364 A"""
n = int(input())
s = [input() for i in range(n)]
result = True
for i in range(n - 2):
if s[i] == "sweet" and s[i + 1] == "sweet":
result = False
break
print("Yes" if result else "No")
こちらも「AC」と判定されました。
最後に
コンテストで、WA判定をもらいました。すべての要素を対象としたためです。入力例2は、$N-1$ 番目の料理で気持ち悪くなる例となっていましたが、時間を優先して、すべての入力例を試しませんでした。
私の実力では、まず入力例はすべて調べるべきだと反省しました。
引き続き ABC の問題を紹介していきます。